在宅でできる仕事を探す際、仕事の勤務形態で「業務委託」があるのを目にしたことがありませんか。
さて、この「業務委託」とは具体的にどのような勤務形態のことを指すのでしょうか。
業務委託とは
業務委託とは、その名が示すように、「会社や企業が業務を外部の人間（企業や個人）に委託すること」です。
つまり、本来であれば企業内で行うような仕事を外部の人間に頼むわけですね。
そして、その業務委託の仕事を受託（受注）した企業や個人は、その業務を行うことによって報酬をもらうわけです。
業務委託における会社との関係は
それでは、業務委託で仕事を請け負った場合、業務を委託した会社と業務を請け負った個人との間の関係はどうなるのでしょうか。
業務を請け負った個人は、業務委託した会社とは対等な立場となります。
つまり、会社とその会社の下で働く従業員や社員との間には雇用関係がありますが、業務委託においては雇用関係はありません。
ですから、業務委託を請け負った場合、業務を請け負った個人は、その委託された業務を遂行することのみに義務があり、どのように業務を遂行するか、といった仕事の進め方については、基本的に会社からの指図を受けることはありません（業務委託の内容にもよります）。
そして、請け負った業務を遂行する、もしくはその業務の成果物を提出することにより、請け負った個人は定められた報酬を受け取ることができるわけです。